[背景設定]
■各PCは本人ではなく、本人のデータから作成されたプログラムという扱いになります。
情報は詳細に渡って分析されているため、能力・人格ともほぼ変わりません。
また、あまりに再限度が高いため、本人達にも何らかの影響を与える可能性があります
(経験点が入る理由)
[基本コンセプト]
■短時間で既存のPCを使って、気軽にPvPを行えるようにする。
そのため、キャラロストの可能性を減らす。
■トーナメント方式のため、経験点差のフォローはなし。
[基本ルール]
■1対1によるPvPのトーナメント。優勝者はさらにEXマッチで
用意されているボス(格付け人)と戦闘。
■戦闘に関しては、別記の特殊戦闘ルールが適用される。
[バックトラック及び経験点]
■追加振りでも100%以上だった場合、参加経験点を全放棄すれば
謎の存在による干渉により99%で帰還可能
■「シナリオの目的を達成した」による経験点
→途中敗退:1点
→優勝したがEXマッチに敗北:5
[特殊戦闘ルール]
■侵蝕率は初期侵蝕率+6d10%上昇から開始
■互いの距離は5mから開始
■衝動判定は毎回の戦闘開始時に行う。
ただし侵蝕率の上昇はシナリオ最初の判定のみ。
■HPが0を越えた分をポイントとして累積する。これは
HPの回復や、戦闘不能からの復活を行っても回復しない。
※例:HP30のPCが40点ダメージを受けた場合、
30−40=−10が累積ポイントとなる。
またEFで消費したHPもポイントに加算する
■タイタスは3つまで使用可能
※累積ポイントとタイタス数はシナリオ終了まで回復しない
■途中成長は禁止
■戦闘終了条件
・3R終了
・いずれかのPCが敗北条件を満たす
■勝敗の判定(3R終了の場合)
・累積Pが低いPCの勝利とする。累積Pが同じ場合は、
シナリオ中のタイタス使用数が少ないPCの勝利とする。
■敗北条件
・タイタスを3つ使用した状態で戦闘不能になる
・累積ポイントが最大HPの5倍を越える
※例:HP30のPCの場合、累積ポイントが150点を超えると敗北となる。
[オプションルール]
・EFによる攻撃手段をもたないPCは、味方として以下の人形を
1R目に自分と同エンゲージに出現させることが出来る。
(基本能力)
シンドローム:ウロボロスピュア 侵蝕率:100%
能力値:全て3 技能:全て3 HP:29 行動値:9
セットアップ:《原初の黄:虚無の城壁》
ラウンド中ガード値を6にする
メジャー:RC + 《マインドエンハンス/飢えし影》
判定:6r9+3 射程:視界 攻撃力:+4
リアクション:(ドッジ)回避 +《フィジカルエンハンス》 6r9+3
(ガード)ガード値6
(特殊ルール)
・戦闘不能になると、即座にHP5で復活する
・人形のHP変化も、累積Pとして計算する。
※例:人形が40点のダメージを受けた場合、
29−40=−11が累積Pとなり、
人形はHP5で即座に復活する
本セッションのコンセプトは前述の通り「短時間で既存のPCを使って、気軽にPvPを行えるようにする」、
つまりPCどうしで戦うセッションと短時間で終わるセッションパターンの作成でした。
しかしトライアルとはいえ問題点が多く見つかったので、その辺りについていくつか。
■戦闘3回は時間がかかりすぎる
■敗退したPCがその後やることがない
・この2点については、「複数回でも戦闘だけなら、そこまで時間はかからない」と考えていたのですが、
実際にやってみるとトータルで通常のセッション並みの時間がかかってしまいました。
またこれにより、敗退したPCがEDまで長時間待つことになるという問題も出てきます。
今後の改善案としては、
→4人同時参加でバトルロイヤル形式の戦闘にする
→PCチーム対他の敵(SCのボステンプレートなど)での戦闘にする
→PCが敗退でも脱落しないよう、直接戦闘以外(FS判定など)で競う形にする
などが考えられます。
■勝敗条件の管理の煩雑さ
・こちらも実際にやってみてわかったことですが、GMが各PCのダメージやタイタス数を
管理するのはかなり大変です。また一方、1回戦を勝ち抜いてもタイタスの残りがなくて
2回戦で行動できず終わりという状況も起こりえます。
(後者に関してはある程度そうなるように作った部分もありますが)
今後の改善案としては、下記の例のような勝敗条件の整理が考えられます。
→累計Pとタイタスではなく、単純な戦闘不能回数
→終了R数の短縮
→与えたダメージ50点ごとに1Pとし、その累計Pでの勝敗決定
まだまだ支援キャラの扱いや経験点差がある場合の処置など未決定な部分もありますが、
それらの決定も含めて変更、調整しながらいつか完成させようと思います。
参加してくださったPLの皆様、そしていろいろご意見をくださった皆様、ありがとうございました。
また試験の機会がありましたら、どうぞよろしくお願いしたします。
『R-Colosseum トライアル』 END